いくら

師走ってだけでなんだかせわしくて、気持ちだけが先走って行動が伴わないことが多いけど今年は今のところ、そんなこともなく頑張ってついていってます。1年前はできなかったことができた時の満足感といったら。結果はどうであれ、その道のエキスパートに自分の作品が評価されるのはワクワクする。久しぶりに時間とにらめっこして郵便局まで走りました。忘れてたなあ、この感じ。思い出せて嬉しい。早く自分のものにしなきゃ。

それにしても未読の本が溜まっていくのがちょっとした悩みになりつつある。少なくとも窪美澄と彩瀬まるの新刊は早く読みたい。今月中旬には山内マリコの新刊も発売されるというのに。来年度前期のNHK連続テレビ小説花子とアン』が始まるまでに村岡花子訳の『赤毛のアン』シリーズも読みたいというのに。くるりのシングルもTemplesのミニアルバムもまだ買えてない。来週には前野健太の新譜(名盤の予感!) も出るし、時間はいくらあっても足りませんね。でも限られた時間の中で何かをカタチにしようとするからこそ、人は本気になるということを十二分に承知しているので、それならやるしかないね。ある小学生の生徒が「いくらには本物と偽物があるんだよ」と、見分け方まで丁寧にわたしに教えてくれた。ああ、この子達を守ってあげられるのは大人しかいないんだなあと思いました。他人事だと思っていたら、痛い目に合うね。