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数日前にグラスベガスを聴いた。彼らの音楽を聴いた日がわたしの冬の始まり。「Go Square Go」には毎年びっくりさせられる。大好きな曲。

ちょっとした騒ぎになっていたから、どれどれと、ミュージックマガジンの「新たな東京の音楽」特集読んだけど、素直に良い記事だと思った。「諦念」「平熱」といったキーワードや、「怒るわけでもなく攻撃するわけでもなく」といった表現にも、そうそう、と頷いてしまう。こういった感覚が新鮮だったから、シャムキャッツを初めて聴いたとき、ワクワクしたんだもんなあ。ただ、こういった冷めたような物言い(文字通り冷めているわけでは決してないのだけど)で、今の東京のインディーシーンを括ってしまうことが正しいのかどうかは分からない。ここに前野健太を入れることに関してはわたしも違和感を感じる。だけど、もし本当にそんな括りがあるのだとしたら、面白いよなあ。興味ある。まぁ「モラトリアム」という言葉一つとっても、これをポジティブな表現として捉えるのか、またその逆かで、読後感は180度変わるしね。記事に対する良し悪しはあれど、こうやって話題になるなんて、素晴らしい!ワクワクする!音楽雑誌なんて久しぶりに買ったわ!

青年海外協力隊で2年間アフリカに派遣されていた友達が来月遂に帰国する。彼女の目には、今のわたしは2年前のわたしと違って映るのだろうか。