ハロー30!

2017年8月6日、9年ぶりに関ジャニ∞のライブへ行ってきました。ここ数か月毎日朝起きたら体重を測るのが習慣だったのに、それをすっかり忘れてしまうくらいにはドキドキしていました。せっかく行くのだから存分に楽しまなきゃということで、最新アルバム『JAM』を友達に焼いてもらい(焼くって懐かしいな!CDを焼き合いっこするのってわたしの青春の一つだな!)ベストアルバムはレンタルショップで借りたものの、ベストアルバムの曲目を見てびっくり。知っていたのは「浪速いろは節」から「無責任ヒーロー」まで、つまり30曲中13曲。「愛でした。」はラジオで流れてきたときに、何これ、いい曲!と思って調べたものの、それ以外は全て初めまして。曲名すら知らなかった。いやあ、9年って長いんだな、と思った。

とくにこれといったキッカケがあったわけじゃないけど、学生時代を終えてから彼らとはほんとに無縁の生活を送っていたので、友達に誘われてからライブまでの約2ヶ月は、失ってきたものを取り戻すかのような勢いで彼らが出ている番組をチェックした。その中の一つ、NHKの『SONGS』という番組がわたしの中で眠っていたはずの彼らへの気持ちに再び熱を持たすことに。流れる過去の映像のほとんどがリアルタイムで追いかけていた時代のものだったので懐かしさ爆発。番組内で披露された「LIFE〜目の前の向こうへ〜」という曲はこのとき初めて聞いたのだけど、歌い出しのすばると亮ちゃんのところで、すばるの方見て笑う亮ちゃんを見た瞬間、何かが崩れ落ちて、その後その亮ちゃんを見て笑うたっちょんを見て思わず泣いた。ああ、この空気。全然変わってないって嬉しくて。

わたしは2005年〜2008年の間、彼らのことを追いかけていたので、初の東名阪ツアー、初の全国ツアー、初のドーム公演、ジャニーズ初の47都道府県ツアーなど彼らの「初」がつくものは全て行ったし、当時のレギュラー番組『スカJ』も『ほんじゃに!』(後に『ジャニ勉』)も毎週欠かさず観ていたし、ラジオも全て聴いていた。いやーほんとに好きだったんだなと今改めて思う。(ラジオなんて毎週MDに録音してルーズリーフに文字起こししてたよ。ひー)

でも当時は彼らだけじゃなくて、海外のバンドも、日本のバンドもたくさん聴いていたし、いろんなバンドのライブにも死ぬほど足を運んだし、長い通学時間はひたすら音楽を聴いて過ごしたし、授業と授業の合間は好きなバンドのPVを観るのが常だったし、今思えばよくもあんなにお金も時間もあったなと思うけど、これが華の大学生活ですよね。(アクモン観に武道館まで行ったのに音が割れて最悪だったなとか、キラーズ観に東京まで行く予定にしていたのに急にキャンセルになってあの時は怒ったなとか、今は無き心斎橋クアトロで最前列でレイザーライト観たなとか、毎日のようにMGMTの「Kids」聴いて踊ってたなとか、とか思い出したらキリがないね)

話が逸れたので戻すと、2005年に内くんの無期限活動停止があって、その時はメンバーもファンもほんとに悲しんだし、いつでも帰ってきていいからね、という空気がメンバーにもファンにも常にあって、それからのライブはサプライズで内くんが帰ってくるんじゃないか、っていつも気が気じゃなかったな。だから2007年の夏、初の東京ドーム公演のアンコールで内くんがサプライズでステージに登場したときのことは昨日のことのように覚えているなー。翌日早朝にスポーツ新聞買いに走ったなー。

「無限大」を歌うときはいつもピンクのライトだったなとか、「浪速いろは節」でヨコがライブで言う「どっこいしょー」が好きだったなとか、「ズッコケ男道」の大サビでメンバーが自己紹介するのいつも楽しみだったなとか、いつかのMステですばると亮ちゃんが手繋いで登場したときはやばかったなとか、色々思い出しまくって強力なセンチメンタルモードの中迎えたライブはというと、すっごく楽しかった!心から笑って、かわいさに悶絶して、かっこよさに痺れて、とにかく最高でした。「青春のすべて」は聞き入ってしまったよ。こういう曲をしっかり聞かせてくれるようになっているのはすごいことだな、と泣きそうになった。昔もバンドで数曲演奏したりはしていたけど、まさかライブの半分がバンドセットの時代が来るなんて思ってもみなかったな。あと、ヨコとヒナの歌がほんとに上手になっていて、みんなそれぞれ努力したんだなーと思ってまた涙ぐむ。とにかく、わたしの知らない彼らが約10年ある、という現実に嫉妬してしまうほど、彼らのいいところは全然変わってなくて、もうすぐ発売の新曲「奇跡の人」はライブでフルで聞いたら良すぎて、ああこのままずっと聴いていたいという気持ちになって、あーわたしは最高のタイミングで彼らと再会したんだなと胸が熱くなった。「大好き!」の気持ちが溢れてしまってなかなか収まってくれないので9月1日付けで関ジャニ∞のファンクラブに入りました。そしてわたし、9月3日に30歳になりました。30歳?え?わたしが?みたいな気持ちはまだまだ消えなさそうだけど、30代楽しくなりそうでわくわく。数ページの記事を求めて雑誌を買ったり、朝のワイドショーをチェックしたり、何一つ見逃すまい!みたいなことはできないけど、マイペースに彼らのこと応援していきたいです。久しぶりに、それこそ9年ぶりに「無責任ヒーロー」を聞いたら、当時は何も思わなかったヒナの「わろとったらええねん」に安心して泣きそうになったので、確実に時間は流れているけれど、今この瞬間は紛れもなく「これから」が楽しみで仕方ないのでこれでいいのだと思います。一度きりの人生、好きなものは好きだと胸を張って、生きなきゃ損損。人生は短いぞ!30代のわたしもよろしくね!